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IT関連について日誌を書いています。

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以前、Linuxにaptでapache2.2をインストールし、SSLを導入しました。ApacheにSSLを導入
今回は、Apache2.0系をWindowsにインストールして、SSLを導入してみたいと思います。
 2.0系をインストールする理由は、mod_jkを使ったロードバランスが2.2系で使用できないからです。
インストーラは"apache_2.0.63-win32-x86-openssl-0.9.7m.msi"を使用しました。
[Think IT] 第7回:Apache+SSL環境を構築しよう!を参考にしながら、作業を進めます。
以前導入したLinux版とほとんど変わりません。

※なお作業ディレクトリは、"C:\Apache2\bin"とします。


 【httpd.confの編集】 モジュールmod_ssl.soが読み込まれるように、httpd.confを編集します。
#LoadModule ssl_module modules/mod_ssl.so コメントアウトされているので
         ↓
LoadModule ssl_module modules/mod_ssl.so コメントをはずす


【秘密鍵の生成】
 変更なし

 
【公開鍵の生成】
Windowsの場合は、openSSL.cnfを使用するので(?)、以下のコマンドを実行。
> openssl req -config ..\conf\openSSL.cnf -new -key server.key > server.csr


【デジタル証明書の作成】
 変更なし

 以上で、鍵と証明書の作成は完了です。


【ssl.confの編集】
 サーバー名や鍵と証明書の場所を適宜変更します。
 (例)
ServerName www.example.com:443
    ↓
ServerName localhost:443

SSLCertificateFile c:/Apache/conf/ssl.crt/server.crt
  ↓
SSLCertificateFile conf/server.crt

SSLCertificateKeyFile c:/Apache/conf/ssl.key/server.key

SSLCertificateKeyFile conf/server.key

作成した鍵と証明書を設定した場所をコピーします。
 以上で完了のはずですが・・・


【発生した問題】
 以下のエラーログが記録される(logs/error.log)
SSLPassPhraseDialog builtin is not supported on Win32 (key file c:/apache/conf/server.crt)
こちらのサイトに対策が載っていました。 memokami :: Apache/SSL/error の編集
意味は、「パスフレーズ入力ダイアログはWin32じゃサポートしてないよ」らしい。
さっそく、パスフレーズ入力要求を削除した。
> openssl rsa -in server.key -out server.key 再び、鍵と証明書を設定した場所をコピー。
そして、次のコマンドでApacheを起動。
> Apache.exe -k start -D SSL

https://localhost/にアクセスし、SSLが動作していることを確認できた。

個人的には、Linuxの方がインストールや設定が用意であると思います。



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